このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

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甘・旨・酸・苦が絶妙に調和する食中酒|天明 山田錦×北海道産彗星

甘・旨・酸・苦が絶妙に調和する食中酒|天明 山田錦×北海道産彗星

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

#天明山田錦北海道産彗星SINGLELIMITEDEDITION が新入荷😁

1870円/720ml 3575円/1800ml
(日本酒度±0 酸度 1.7 alc 16度 精米歩合 麹50%・掛57%)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:天明/てんめい/福島/曙酒造/会津坂下産山田錦/北海道雨竜産彗星/協会1001酵母/おりがらみ/一火
② 無理矢理ひと言で →【甘・旨・酸・苦が絶妙に調和・繊細で複雑系な食中酒】
③ 万人受け度  ★★★★☆
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:鶏南蛮漬け、牛肉とごぼうの甘辛炒め、クリームチーズのみそ漬け、ホタテバター焼き、生春巻き

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

商品名、ハッシュタグで繋げたかったので、イマイチどこで切るのかが不明になってしまいました。

切り方と説明を明示しますと…

天明/山田錦☓北海道彗星/single limited edition

とういうことです!

ちなみに”single limited edition”とは、”色々と探求するための実験的小規模な仕込み”みたいな意味、だそうです。

公式の商品紹介を以下引用!

“天明 【山田錦*北海道産彗星】
SINGLE LIMITED EDITION

SINGLE LIMITED EDITION
天明の近未来を見据え、経験と技術を積み重ねる成長する為の場。
単独小仕込みの美味さを追求する場。

天明の酒造りは、地元生産米、県外の生産者の顔が見えるお米を中心とし、2011年の第二世代の立ち上げから15造り、個人的には折り返し、後半戦のスタートを迎えていると感じています。様々なことにチャレンジをし、パーツを構築してきました。
完成を目指し、そのパーツをくみ上げていく作業がこれからの16年目になります。ただ年々の経験、技術の積み重ね、成長を止めるつもりはありません。

前回から銘打ったSINGLE LIMITED EDITIONでは、年間1~2アイテムを小仕込みにて醸造。天明、近未来への成長の糧にできればと考えております。試作のさらに上。美味さをしっかりと追及していけるよう考えていければと思っております。
食事に寄り添う一本。

天明の最高最美は食と共にあり、食事という生きる活動に華を添えられるような酒を。
食事に寄り添うために 丁寧で清潔な仕事から生まれる透明感を下地に、旨味・甘み・酸味・で究極のバランスをとる。そんなお酒を少しずつ生みだせるようになってきた中で、より磨きをかけたい味わいが“苦味”です。食事に対しフックをかけられる、酸でしめる天明の後半のキレに、より締まりをもたらす“苦味”。

酒質がよりクリアに透明感を増していくと、この“苦味”とのバランスがとても重要になってきます。自社で唎酒をすると、この“苦味”をドライやスパイシーなんて表現するスタッフもいます。これからも酒質を高め、磨きをかけていきたいと考えています。

【会津坂下産山田錦と北海道雨竜産彗星】
ふくよかさと軽快さ、二つのお米が織りなす美しい調和を協会1001酵母で。
協会1001酵母が穏やかな洋ナシを想わせる香りを拡げ、
山田錦のふくよかな旨味が芯となり、彗星が軽やかに美しく舞う。

【実際に雪が残る雨竜の地に立つ】
澄んだ空気と山に囲まれ、田圃が多く点在するその情景は、会津にとても似ている。
ゆめぴりかやななつぼしなどの食用米の高品質産地としても有名。火山灰土壌と石狩川系のミネラル溢れる水が透明感ある米の味わいに寄与している。北海道に年間数十回足を運ぶわたし。果実酒を学びに足を運んでいるのも多いが、結局会津に似ている土壌と環境、人々の温かさが癒しなのだと思う。

[詳細]
麹米・掛米:会津産山田錦(精米歩合50%)、北海道雨竜産彗星(精米歩合57%)
使用酵母:協会1001酵母   おりがらみ一火
スペック(確定値):アルコール16度 酒度±0 酸度1.7 アミノ酸度0.7”

とのこと😁
今回も情報量が多くて濃い!

さてお味は…

開栓時音無音。色はほぼほぼ透明。一応”おりがらみ”ですが、ほんの僅か、良く見ないと”漂う濁り”に気付かないほど。
上立ち香からは、甘みと、しっかり腰のある酸、そして柔らかそうな旨味を感じます。

口に含むと…、つるつる6+さらさら3+チリチリ。角がなくて口当たりはとても柔らか。だけどあとから来る酸のチリチリが良いインパクトに。酸のチリチリが主張を始めるのが3秒くらい遅れるのは…、きっとおりがらみだからでしょうか🤔

香りは…まずは食べ頃のバナナ、そのあと洋梨、途中からほのかに感じる苦み、そして奥の方にレモンのような爽快な香りも。

>山田錦のふくよかな旨味が芯となり、彗星が軽やかに美しく舞う。

まさにそんな感じですね〜😁

透明感と酸味・甘味・旨味には「いつもの天明っぽさ」を感じますが、このお酒に特有のニュアンスの”苦み”が心地良いアクセントになって、絶妙な感じでバランスしてます!

合わせるおつまみは…、具体名を言うなら
鶏南蛮漬け、牛肉とごぼうの甘辛炒め、クリームチーズのみそ漬け、ホタテバター焼き、生春巻き

とかでしょうか。ちょっとクセのある洋食寄りのものが多く浮かんできました!

皆様もぜひお試しくださいm(_ _)m

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m

取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。
※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 福島県の曙酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治37年創業。古くからの米どころとして知られる福島県会津坂下町、日本屈指の超軟水が湧き出る地に居を構える曙酒造。

モダンで挑戦的な「天明」と、柔らかで親しみやすい「一生青春」という二つの看板銘柄を展開。共通するのは、徹底した醸造管理がもたらす透明感と、旨味・甘み・酸味の絶妙なバランス。

蔵元・鈴木孝市氏のもと、細部に至るまで工程に理と根拠を求め、理想の味わいをロジカルに突き詰める。飲む人の食卓に華を添える一本のために、妥協なく考え抜き、進化を止めない求道的な蔵。

現在、当店では曙酒造さんの商品を50種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 曙酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。