このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

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柔らかでゴージャス、でも落ち着いた美しいまとまり | 天明 蔵薔薇、おりがらみ一火の初夏限定酒

柔らかでゴージャス、でも落ち着いた美しいまとまり | 天明 蔵薔薇、おりがらみ一火の初夏限定酒

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢
本日も元気に13時より営業致します!

お知らせ:
所用により…【本日・6月6日(土)は13〜18時の短縮営業】となります。
ご迷惑をおかけしますが、早めのご利用をお願いします🙇♂️

さて本日も美味しいお酒のご案内

#天明bangeyumenokaorigaramiichibi蔵薔薇 が新入荷😁

2255円/720ml 4070円/1800ml
(日本酒度 -1 酸度 1.8 alc 14度 精米歩合57%)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:天明/てんめい/福島/曙酒造/会津坂下産夢の香/新うつくしま煌酵母・協会1801酵母/おりがらみ/一回火入/無濾過原酒
② 無理矢理ひと言で →【柔らかでゴージャス🌹だけど落ち着いた美しいまとまり】
③ 万人受け度  ★★★★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:カマンベール、果物+生ハム、鯛のカルパッチョ、ホタテバター焼き、いわしの梅煮

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

商品名、ハッシュタグで繋げたかったので、イマイチどこで切るのかが不明になってしまいました。

切り方と説明を明示しますと…

天明/bangeyumenoka(酒米:会津坂下産の”夢の香”)/origarami(おりがらみ=うっすらにごり)/ichibi(一火=一回火入れ)/蔵薔薇(蔵◯シリーズの薔薇バージョン)

とういうことです!

公式の商品紹介を以下引用!

“会津坂下生まれの単一米使用 蔵〇シリーズ
天明 bange yumenokaori origarami ichibi 蔵薔薇

蔵に咲く、100本の薔薇達。
鮮やかな色彩と、甘く優雅な香りが、蔵に夏の訪れを優しく知らせてくれる。
私達をあたたかく見守り、応援して下さる皆様へ
蔵薔薇のブーケに、日々の感謝と皆様の幸福を祈る願いを込めて。

蔵に咲く、薔薇。
一番古い記憶は小学生の頃だろうか、近所の学生が野ばらに囲まれた母屋を美術の授業でスケッチに来ていた。どうやら亡くなった曽祖父が、野ばらが好きだったようで、当時は母屋を覆うように咲いていたような記憶がある。

当時は野ばらが2種類しか咲いていなかったそうだが、前杜氏の鈴木明美が自身の病をきっかけに、17年前に1株目の薔薇を植えたのが蔵薔薇のはじまりである。当時の話を聞くと、酒造りを後継に任せるにあたり、造り以外に集中することが必要だったそうだ。

年月をかけ、薔薇は増え続け、今夏は100本の薔薇が蔵の敷地に咲き誇っています。
この蔵薔薇をきっかけに蔵の情景を思い浮かべていただければ幸いです。
今回は、薔薇の鮮やかな色彩と甘く優雅な香りを、薔薇の花言葉でもある
「気まぐれな美しさ・無邪気さ・情熱的」をイメージに酒質設計をして、造り上げました。
天明シリーズの中でも一番香りが豊かなお酒に仕上がっていると思います。

蔵の空気感や、愛する郷土である会津坂下町をより感じていただきたく、
会津坂下生まれの単一酒造好適米と県酵母に特化した、蔵〇シリーズをリリースさせていただきます。そして共通点は57%純米吟醸おりがらみ一火。すべて単独仕込み。

醪管理や着地するスペック(ALC、BO、TA)や酒質の違いで、蔵のある会津坂下という土地を表現できればと考えております。
1月は華吹雪を使用した、蔵椿。 3月は山田錦を使用した、蔵桜。
4月は五百万石を使用した、蔵藤。 そして、7月が夢の香を使用した、蔵薔薇。
各ラベルの花は、蔵敷地内に咲く花々をモチーフにデザインしております。

[詳細]
麹・掛 : 会津坂下産夢の香(精米歩合57%)
使用酵母 : 新うつくしま煌酵母、協会1801酵母 おりがらみ一回火入 無濾過原酒
スペック(確定値) : アルコール14度(表記) 日本酒度-1 酸度1.8 アミノ酸1.1”

とのこと😁
今回も情報量が多くて濃い!

特に…

>「気まぐれな美しさ・無邪気さ・情熱的」をイメージに酒質設計

芸術家気質の鈴木蔵元らしいコメント!いいですねぇ😁

さてお味は…
開栓時無音。色はよく見ないと気付かないくらいの白濁おりがらみ。
上立ち香は派手さは無く、バランスの良い透明感・酸・旨味を感じます。

口に含むと…、つるつる5+ふわふわ5。角がなくて口当たりはとても柔らか。
酸度1.8にしては酸のチリチリも控えめな感じ、おりがらみだからでしょうか🤔

香りは適度に熟れた柑橘をメインに、桃やバナナのような香りもふわり。
奥の方にレモンのような爽快な香りも。全体のバランスが優雅でリッチ。
ジュルジュルと香りの奥を探ると…メロンの皮の近くの硬いところのような爽やかな香りも。

喉を通すと…すっ〜と柔らかく流れ、含み香と舌の上のチリチリも…5秒居座ってふわっと消える。
ボトルのエチケットの薔薇に負けない、ゴージャスな雰囲気が楽しめます😁

合わせるおつまみは…、具体名を言うなら
カマンベール、果物+生ハム、鯛のカルパッチョ、ホタテバター焼き、いわしの梅煮

とかでしょうか。少し洋食寄り。ちょっとクセのあるお食事に寄り添ってくれるように思います🍴

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m
取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。

※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 福島県の曙酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治37年創業。古くからの米どころとして知られる福島県会津坂下町、日本屈指の超軟水が湧き出る地に居を構える曙酒造。

モダンで挑戦的な「天明」と、柔らかで親しみやすい「一生青春」という二つの看板銘柄を展開。共通するのは、徹底した醸造管理がもたらす透明感と、旨味・甘み・酸味の絶妙なバランス。

蔵元・鈴木孝市氏のもと、細部に至るまで工程に理と根拠を求め、理想の味わいをロジカルに突き詰める。飲む人の食卓に華を添える一本のために、妥協なく考え抜き、進化を止めない求道的な蔵。

現在、当店では曙酒造さんの商品を48種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 曙酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。