この味見ログは、地酒専門店「酒逢」が実際に開栓・試飲してまとめたレビューです。香り・味わい・飲み方・相性の良いおつまみを紹介しています。

※記事内の価格は味見時点のものです。現在の販売価格は商品ページでご確認ください。

蜜林檎、カスタード、レモン。滑るような口当たりにうっとり|南部美人 純米大吟醸 結の香

蜜林檎、カスタード、レモン。滑るような口当たりにうっとり|南部美人 純米大吟醸 結の香

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

#南部美人純米大吟醸結の香
4455円/720ml
(日本酒度 +5 酸度 1.3 精米歩合40% alc 16度)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:南部美人/なんぶびじん/岩手/純米大吟醸/結の香/ジョバンニの調べ
② 無理余理ひと言で →【華やか・お上品・優雅な味わい、うっとり品質】
③ 万人受け度  ★★★★★★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:和風おせち、豆腐田楽、クリームチーズ酒盗和え、すき焼き、いわしの梅煮

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

公式商品紹介を以下引用

“SAKE COMPETITION2017 純米大吟醸部門 GOLD受賞!

約10年をかけて開発・栽培された岩手県オリジナルの酒造好適米「結の香」で造った特別なお酒です。山田錦にも負けない上品で優雅な味わいを堪能してください。”

とのこと!

「結の香」は「ゆいのか」と読みます🌾

さて、お味は!

開栓時無音。開けた瞬間から、控えめにではありますが…”甘く華やかなカスタードクリームのような香り”がふわり。
杯に鼻を近づけて上立ち香を確認すると…、透明感のある、お上品な甘い香りがしっかりと。

口当たりは…さらさら7+ふわり3…、滑らかでサラサラな口当たりで、まさに「滑るように」口中に広がります。
香りは…蜜の多い林檎…がメイン。そしてやはりカスタード的な柔らか甘めの香りも。

ジュルジュルと香りの奥を探ると…、蜜のような香りも、またレモンのような爽快な香りもアクセントに。

喉を通すと…するりと落ちて、含み香はやはり蜜林檎。
舌の上には上品な旨みとわずかな酸がチリチリと数秒遊んで…ふわっと消えて無くなります。

いやぁ、これは美味い(語彙力)

お値段、決して安くはないですが…、きっちりお値段以上です。

合わせるお料理、具体的には…
和風おせち、豆腐田楽、クリームチーズ酒盗和え、すき焼き、いわしの梅煮

和食全般OKだと思いますが…、せっかくの美味しいお酒ということで、少し手のこんだクラシックなものが浮かんできました😁

皆様もぜひお試しくださいm(_ _)m

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m

取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。
※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

このお酒の在庫状況・ご購入はこちら:

※本商品は720mlのみのご用意です。

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この記事について

この記事は、地酒専門店 酒逢の店主を中心に、スタッフが実際に商品を試飲し、その際の記録や酒蔵からの情報をもとに作成しています。 酒逢について

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 岩手県の南部美人さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治35年創業。真冬には氷点下10度を下回る厳寒の地、名勝・折爪馬仙峡を望む岩手県二戸市に居を構える、南部美人。

厳しくも豊かな自然が、南部杜氏の伝統技法と溶け合い、酒に端正な輪郭と気品を与えます。その研ぎ澄まされた品質は、日本のみならず広く世界中のファンを虜にしています。

「飲む人を笑顔にする、太陽のような酒を」を信念とし、伝統を重んじながらも、日本酒の可能性を更新し続ける情熱的な蔵。

現在、当店では南部美人さんの商品を25種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 南部美人 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。