この味見ログは、地酒専門店「酒逢」が実際に開栓・試飲してまとめたレビューです。香り・味わい・飲み方・相性の良いおつまみを紹介しています。

※記事内の価格は味見時点のものです。現在の販売価格は商品ページでご確認ください。

秋の味覚とワイングラスで楽しみたい、円やかで芳醇な山廃ひやおろし|手取川 山廃純米 ひやおろし

秋の味覚とワイングラスで楽しみたい、円やかで芳醇な山廃ひやおろし|手取川 山廃純米 ひやおろし

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて、本日も美味しいお酒のご案内😁
石川県の #吉田酒造店 さんの #秋限定 が新入荷!

#手取川山廃純米ひやおろし無濾過生詰め
1980円/720ml 3850円/1800ml
(日本酒度・ 酸度:非公開 精米歩合60% alc 15度)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:手取川/てどりがわ/石川/吉田酒造店/山廃純米/山田錦・石川門/ひやおろし/原酒/無濾過生詰
② 無理矢理ひと言で →【ワイングラスで飲んで欲しい・円やかな山廃ひやおろし】
③ 万人受け度  ★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★☆
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:かぼちゃ煮、牛すじ煮込み、すき焼き、ホタルイカのバター醤油、銀だら西京焼き

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

IWC2009のSAKE部門、純米酒の部でトロフィーを受賞した、吉田酒造の看板定番酒である『山廃仕込純米酒』の半年熟成 + 無濾過 + 生詰め の季節限定 #ひやおろし バージョン。

スペックは…麹米が #兵庫県産山田錦、掛け米が #石川県産石川門、火入れ一回だけ(生詰め)の半年熟成の #ひやおろし

公式商品紹介の引用は以下

“自然界の乳酸菌の力を借りて醸す山廃仕込みのひやおろし。
夏の間、低温庫で熟成させたなめらかな状態を生詰めに。芳醇で味わい深い辛口はコクのある料理と相性抜群。”

続いて裏面ラベルの紹介文も引用

“「ひやおろし」とは秋風が吹いて、気温が下がり始めた頃に2回目の熱殺菌を行わずに出荷するお酒のことを言います。
搾ってから半年近く低温庫で熟成したこの純米酒はまさに今が飲み頃。乳酸発酵由来の爽やかな酸味と心地良い旨みは秋の食材と相性抜群。15度前後の温度帯で、冷酒グラスやワイングラスでお楽しみ下さい。”

とのこと!毎年美味しいんですよね…これ😋

裏面ラベルでは、ひやおろしなのに、お燗よりもワイングラスをお勧めするのもちょっと珍しいですが…

さてその実際のお味は如何に😁

開栓時プシュ音無し、わずか〜に黄色みを感じる程度。
上立ち香は…派手さは無いですが…、しっかり旨味ときっちり酸+落ち着いた感じなんだろうと確信できる感じ。
熟した柑橘のような香りがわずかに。

口当たりはつるつる8+さらり2、そして3秒後から「……、ジュ……、ジュジュジュ…」っと遅れてやってくる控えめな酸。

香りのベースは適度に熟した柑橘。
ジュルジュルと香りを探ると…、やっぱり塾柑橘がメインで、カラメルのような甘い香りもふわり。

もちろん山廃なので酸味と旨味がしっかりなんですが、目立ったガッツリ熟成香は感じず。
「半年の時間経過で角が取れて落ち着いてまろやかになったキレイめ山廃」といった感じ
旨味も酸もとっても穏やかでバランス良く、芳醇ながらも 酸でサラリと切れる…非常に良いまとまり。

まだまだ昼は暑くて夕方からは急に過ごしやすくなる…まさに今、秋の味覚にぴったり寄り添ってくれる逸品です。

確かにお燗も試してみましたが…美味しいけど…ワイングラスで15度前後の方が…美味しいですね😁

裏面ラベルのこの記載

>15度前後の温度帯で、冷酒グラスやワイングラスでお楽しみ下さい。

やっぱり公式のオススメは正確で的確でしたね😁

相性の良いおつまみは…具体的には
かぼちゃ煮、牛すじ煮込み、すき焼き、ホタルイカのバター醤油、銀だら西京焼き

とかでしょうか…、旨味、複雑味、ちょっと濃い味、脂があると尚良し…そんな感じでしょうか😁

皆様もぜひお試しくださいm(_ _)m

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m

取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。
※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

このお酒の在庫状況・ご購入はこちら:

※リンク先の商品ページで「四合瓶 / 一升瓶 / その他」のサイズ切り替えが可能です。

関連するお酒をもっと探す:

この記事について

この記事は、地酒専門店 酒逢の店主を中心に、スタッフが実際に商品を試飲し、その際の記録や酒蔵からの情報をもとに作成しています。 酒逢について

0件のコメント

コメントを残す

① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 石川県の吉田酒造店さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

霊峰白山の麓で150有余年。100年の歳月をかけて湧き出る「白山百年水」を使い、独特のキレと繊細な立体感を両立させる吉田酒造店。

伝統の"山廃造り"を現代的に再構築した「モダン山廃」の先駆であり、平均年齢30代前半の若きチームがその瑞々しい感性で、日本酒の次なるスタンダードを模索し続けています。

夏は蔵人が田に、冬は農家が蔵に入る「農醸一貫」の絆。白山の自然を次世代へ繋ぐ持続可能な酒造りを掲げ、その一滴には、地域と手を取り合う実直な情熱が宿っています。

現在、当店では吉田酒造店さんの商品を42種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 吉田酒造店 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。