この味見ログは、地酒専門店「酒逢」が実際に開栓・試飲してまとめたレビューです。お酒のコンセプトや酒蔵の思い、造りの背景から、香り・味わい・飲み方・相性の良いおつまみまで、詳しく紹介しています。

商品ページでは、このお酒の情報や特徴を簡潔にまとめています。同じような特徴のお酒も探せて、在庫確認・ご購入も可能です。

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tenmei 焔 HOMURA 山廃酛 特別純米 二回火入|燗で本領発揮する秋冬の旨酸山廃

tenmei 焔 HOMURA 山廃酛 特別純米 二回火入|燗で本領発揮する秋冬の旨酸山廃

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店 #SAKEOH酒逢
本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

#tenmei焔HOMURA山廃酛特別純米二回火入 が新入荷😁

2035円/720ml 3795円/1800ml
(日本酒度 +3 酸度 1.6 alc 15度 精米歩合55%)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:天明/てんめい/福島/曙酒造/亀の尾・山田錦/酵母:協会901・自社酵母/二回火入
② 無理矢理ひと言で →【柑橘の香りと円熟感・燗で化ける旨酸山廃】
③ 万人受け度  ★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温・お燗
⑥ お勧めのアテ:里芋の煮物、レバニラ炒め、牛たたき、まぐろかま塩焼き、ぶり大根

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

公式の商品紹介を以下引用

“天明 tenmei 焔HOMURA 山廃酛
特別純米 二回火入

秋冬に楽しんでいただくお酒。
そんな想いからスタートした「天明 焔HOMURA」シリーズ。

酒質と味わいを、より円熟に導くためにはどうしたらいいのか。
様々な試行錯誤を続け生まれたのが、あえての二回火入です。

より鮮やかに幅広く、秋冬を楽しんでいただけるように、さらなるブラッシュアップをいたしました。弊社の山廃酛はシャープで酒質全体をキレさせる酸が特徴的。

この特徴をさらに伸ばし、かつフレッシュさを留めるために、熱交換器で素早く優しく丁寧に火入れ。翌日、ほどよく味のせをするために再度火入れを行い、美しい熟成を呼び込むために素早く-2℃の冷蔵庫で急冷をします。約6ヶ月の貯蔵期間を経てからの出荷となります。

フレッシュさとシャープな円熟感に、天明らしい酸をより楽しんでいただけるような酒質の仕上がりです。

酒造期の出会いに、心躍るような感動。酒造りへの燃えるようなハート。季節を重ねる素晴らしさを、優しく包み込むように燗める。tenmei 焔シリーズの原点がそこにあります。秋冬に弊社からご提案させていただく、お燗でも楽しめる旨酸な山廃酛の純米酒です。

稲刈りを皮切りに、新たな季節へ。少しずつ少しずつ深まっていく季節に、ゆったりと優しく寄り添えるような酒質となっております。
うつくしく優しく、傍にいて、癒してくれ温めてくれる、そんな秋冬のお酒を。

[詳細]
麹米・掛米:会津産亀の尾、会津産山田錦(精米歩合55%)
使用酵母:協会901酵母、自社酵母
スペック(確定): アルコール15度 日本酒度+3 酸度1.6 アミノ酸0.6”

とのこと!

なお、商品の裏面ラベルの方の記載は、もうちょっとポップだったので、一応そっちも載せておきます😁

“天明がご提案する低温貯蔵 秋冬酒。
“冬にお燗酒を出すなら季節を重ねた山廃酛の酒だべぇ!!”

熱い想いをこめて造られたこのお酒。生酛系酒母が織りなす伸びやかで愛らしい酸味と天明の透明感溢れる酒質。
さらに2回火入でフレッシュさとシャープな熟成感をお楽しみください。

銘水・辰巳の水を使用し、蔵付の乳酸菌を呼び込み、山廃酛を造りました。
酒造期の出逢いに、心躍るような感動。酒造りへの燃えるようなハート。
さらに季節を重ねる素晴らしさを優しく包み込むように燗める。”

だそうです、裏面ラベル書く係の人が変わったんでしょうか…、このくらい勢いがある方が私は好きです😁

さて肝心のお味は…!

開栓時無音。色は無色透明。
上立ち香は…軽快な旨味・足腰の強い酸、だけど同時に透明感も予期させてくれる雰囲気。

口に含むと…、さらさら7+ふわふわ3。しばらく舌の上においていると…「……ジュワ…ジュワジュワ…チリチリチリチリ…」と遅れてくる小気味良い酸。

香りは…存在感のある柑橘の香り。フレッシュな柑橘の雰囲気も、熟した柑橘の雰囲気もあり。
ジュルジュルと香りの奥を探すと…、ほのかに香る”杏”のような立体的な複雑味のある香りアクセントに。

まさに紹介文の通り…

>フレッシュさとシャープな円熟感に、天明らしい酸をより楽しんでいただけるような酒質

まさに…そんな感じですね。

キンキンで飲んでも…全然美味しいいんですが…

ラベルの正面にも裏面にも、こんなにたくさん”包み込むように燗めて”とか”冬にお燗酒を出すなら”とか書かれたら…それはお燗してみない訳にはいかないということで、やってみました!

結果としては…熱めの燗にすると熟した柑橘っぽい香りと味わいがぐいっと前に、そして酸も少しだけ強く感じます。
段々とぬるくなってくると…焼き芋のような香りも加わり、口当たりもより滑らかになり…といった感じ。

様々な温度帯でチビチビやって見ましたが…【一度熱くして常温以上が本領発揮】な感じかと思います。
個人的な感覚ですが、燗冷ましで人肌くらいが素晴らしかったように感じました。ぜひお燗もトライしてみて下さい😁

合わせるおつまみは…、具体名を言うなら
里芋の煮物、レバニラ炒め、牛たたき、まぐろかま塩焼き、ぶり大根

とかでしょうか。

淡白なお料理にも寄り添ってくれそうな綺麗な味でもあるんですが…
せっかくの山廃、せっかくの複雑味や酸なので…ちょっと旨みとアクセントのあるおつまみを想起してしまいます。

皆様もぜひお試しください。

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m

取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。
※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

このお酒の在庫状況・ご購入はこちら:

※リンク先の商品ページで「四合瓶 / 一升瓶」のサイズ切り替えが可能です。

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この記事について

この記事は、地酒専門店 酒逢の店主を中心に、スタッフが実際に商品を試飲し、その際の記録や酒蔵からの情報をもとに作成しています。 酒逢について

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 福島県の曙酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治37年創業。古くからの米どころとして知られる福島県会津坂下町、日本屈指の超軟水が湧き出る地に居を構える曙酒造。

モダンで挑戦的な「天明」と、柔らかで親しみやすい「一生青春」という二つの看板銘柄を展開。共通するのは、徹底した醸造管理がもたらす透明感と、旨味・甘み・酸味の絶妙なバランス。

蔵元・鈴木孝市氏のもと、細部に至るまで工程に理と根拠を求め、理想の味わいをロジカルに突き詰める。飲む人の食卓に華を添える一本のために、妥協なく考え抜き、進化を止めない求道的な蔵。

現在、当店では曙酒造さんの商品を57種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 曙酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。