このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

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口の中に打ち上がる、軽快で透明な花火 | 天明 さらさら純米 打ち上げ花火、柑橘の酸と甘みがふわっと消える夏酒

口の中に打ち上がる、軽快で透明な花火 | 天明 さらさら純米 打ち上げ花火、柑橘の酸と甘みがふわっと消える夏酒

試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店 #SAKEOH酒逢
本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

#天明さらさら純米lovelysummer打上花火fireworks が新入荷😁

1820円/720ml 3187円/1800ml
(日本酒度 -3 酸度 1.7 alc 11.5度 精米歩合 65%)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:天明/てんめい/福島/曙酒造/おりがらみ/酵母3種使用☓速醸酛と生酛のブレンド/一回火入
② 無理矢理ひと言で →【ブレンドの妙・パッと輝いて消える・まさに”打上花火”】
③ 万人受け度  ★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:生春巻き、ミックスナッツ、皮パリ焼き、アジフライ、肉巻きアスパラ

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

公式の商品紹介を以下引用😁

“lovely summer 打上花火 fireworks

夏の夜空に打ちあがる芯星、大輪の花。
そして夏の夜空に散る親星。

ときめく輝くこころと、迫り来る夏のノスタルジア。
そんな情景を天明らしい透明感と低アルコールで表現。
暑い季節でも日本酒をさらさらと軽く、飲み飽きせず疲れた身体にも優しくありたいと願います。
日本酒には、郷土の四季が流れています。

春、花緑感じる優しいお酒を。夏、涼味感じる軽快なお酒を。
秋、錦秋感じる円熟なお酒を。冬、生命感じるフレッシュなお酒を。
天明では、四季折々の味わい、そして郷土の情景を、
生み出すお酒と造りでの表現を目指します。

天明の季節スポット商品は、『日本酒に流れる郷土の四季を我々らしく表現し、飲み手の皆様に楽しく自由に楽しんでいただく』という想いと願いをコンセプトとしております。それをより明るく強く実現するべく、さらさら純米はより夏にコミットを目指しました。

より涼味を感じる味わいにするため、低アル上槽、低温醪管理などの経験と技術を用い、【暑い季節でも日本酒をさらさらと軽く飲んでいただく】という今までの想いはそのままに、今期も製品11度の一回火入れの夏酒を醸させていただきました。

昨年もご好評いただいたさらさら純米。複数の醪原酒から成り、それらを唎酒ののちブレンドし
たお酒になります。酵母は3種、酒母形式2種(速醸酛・生酛)、そして白麹四段を昨年より増量。

11度台の原酒に加水をし、最後の調整をはかったおりがらみの一回火入れです。しっかりとした透明感の中に、美しい甘みと爽やかな酸味、絶妙な輪郭をもちながらもちゃんとボディ感ある酒に仕上がりました。オンザロックや炭酸水などとブレンドしていただきドライなサワー感覚でも楽しんでいただけるような酒質に仕上げております。

【 5月23日(土)~25日(月) 店頭発売解禁 】
 さらさら純米” lovely summer 打上花火 fireworksは5月・6月・7月 ご案内予定。

[詳細]
麹米・掛米:酒造好適米、他(精米歩合65%)
使用酵母:うつくしま夢酵母F701、協会1001酵母、新うつくしま煌酵母
おりがらみ一回火入

スペック(確定):アルコール11.5度(表記) 酒度-3 酸度1.7 アミノ酸度1.1”

とのこと!

実は先週末に入荷してたんですが…曙酒造さんからのお達しである
【 5月23日店頭発売解禁 】を厳守してたら定休日だったから一日ずれて、本日ご案内です🎇

さてお味は!

開栓時無音。色は無色透明。
上立ち香は柑橘のような爽やかな酸を感じます。11.5度の低アルコールにしてはだいぶしっかりと香る。
透明感としっかり酸、そして甘みを予期させる雰囲気。

口あたりは極めてさらさら、まさに【水のよう】、だけど甘みと酸もしっかり自己主張。
甘み・旨味・酸のバランスが秀逸。

香りに派手さはなく、しっかり柑橘。ジュルジュルと撹拌すると…、柑橘系の果皮、特に皮が厚くて剥くのに苦労するやつのような爽やかな香りと、同時に熟した果肉の香りもフワリ。

喉を通すとほんの数秒だけ余韻が残りますが、あっという間にふわっと消える…

まさに #さらさら純米 だし まさに #打ち上げ花火 🎆
お酒の味から名前付けたのか、花火という名前から逆算してお酒をブレンドしたのか??どっちでしょう😁

ぜひ皆様も、夏本番前に口の中に打ち上がる『軽快で透明な花火』を試してみてください!

合わせるおつまみは…、具体名を言うなら
生春巻き、ミックスナッツ、皮パリ焼き、アジフライ、肉巻きアスパラ

低アルコールとは言え、酸も甘みもきっちり主張するので、おつまみもちょっとクセのあるものが良いかも

皆様もぜひお試しくださいm(_ _)m

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m
取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。

※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 福島県の曙酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治37年創業。古くからの米どころとして知られる福島県会津坂下町、日本屈指の超軟水が湧き出る地に居を構える曙酒造。

モダンで挑戦的な「天明」と、柔らかで親しみやすい「一生青春」という二つの看板銘柄を展開。共通するのは、徹底した醸造管理がもたらす透明感と、旨味・甘み・酸味の絶妙なバランス。

蔵元・鈴木孝市氏のもと、細部に至るまで工程に理と根拠を求め、理想の味わいをロジカルに突き詰める。飲む人の食卓に華を添える一本のために、妥協なく考え抜き、進化を止めない求道的な蔵。

現在、当店では曙酒造さんの商品を48種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 曙酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。