このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

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つるつる滑らかな口当たりから、柑橘の香りと優しい酸がじゅわっと広がる黄色い夏酒|山本 純米吟醸 山廃 サンシャインイエロー

つるつる滑らかな口当たりから、柑橘の香りと優しい酸がじゅわっと広がる黄色い夏酒|山本 純米吟醸 山廃 サンシャインイエロー

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も新入荷のご案内😃

#山本純米吟醸山廃サンシャインイエロー

1980円/720ml 3779円/1800ml
(日本酒度 +3 酸度:2.1 精米歩合:55% alc 15度)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:山本/やまもと/山本酒造店/純米吟醸/山廃/秋田酵母No.12/使用米:百田(ひゃくでん)/
② 無理矢理ひと言で →【夏に冷やして美味しい!”つる&ジュワッ”な山廃仕込】
③ 万人受け度  ★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:回鍋肉、メンチカツ、BBQ、カキフライ、スペアリブ

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

公式の商品紹介を以下引用!

“山本の夏の限定酒第2弾「山廃純米吟醸 サンシャインイエロー」のご案内です。

一般的に山廃のお酒は燗にして楽しむことが多いですが、山本社長や周りの人たちは、山廃のお酒の独特の香りや鼻にツンとくるアルコールの感じが苦手な人が多く、そこで山本社長は敢えて「冷やして楽しむフレッシュな山廃」のお酒を造ることを考え、サンシャインイエローが生まれました。

是非暑い日にキンキンに冷やしてお楽しみください!”

とのこと😁

あと、裏面ラベルはこちら

“この商品はク○暑い真夏に「冷やして飲む山廃仕込みの酒」というテーマで仕込んだ限定酒です。

夏に太陽に向かって咲くひまわりをイメージし、サンシャインイエローと名付けました。

山廃仕込みと云えば、しっかりと熟成させたものをお燗にして楽しむのが一般的ですが、敢えて搾りたてのフレッシュな状態で出荷しております。

冷えた状態でバランスが取れるような酒質に設計しているため、お燗には向いておりませんので、お燗好きな方はスルーしてください。”

とのこと!

さてお味は!

開栓時、音は控えめ…「ジュ…」とだけ。色は無色透明。
上立ち香は…派手さは無く、柑橘的なしっかりめ酸を予期させる雰囲気。

口当たりはつるつる8、ふわふわ2…ながら、数秒後に「じゅわわわわわっ」と優しい酸が顔を出す。

香りは柑橘の果皮を思わせる爽快な香りがメイン。
ジュルジュルと香りの奥の方を探すと…わずかに洋梨を思わせる上品で甘い香りも。

喉を通すと…、さらさらと落ちて、舌の上にはわずかな甘みと酸の名残が…、…………結構残りますね😁

コンセプト通り、いわゆる昔ながらの”山廃仕込”感は皆無、全体のバランスが柔らかく、ジューシーでフレッシュなまとまり。

暑い日に、キンキンに冷やしてグイグイ!という飲み方もとても美味しいのですが、色々と試してみましたが、私は常温くらいの方が滑らかだし、色々味が出てきて美味しいかも…と感じました。

お勧めのおつまみは…
回鍋肉、メンチカツ、BBQ、カキフライ、スペアリブ

肉っぽいおつまみが浮かんできます😁

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m
取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。

※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 秋田県の山本酒造店さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

全くの異業種から転身し、自ら立ち上げた"山本"ブランドを大人気銘柄に押し上げた異色の蔵元・山本友文氏が率いる山本酒造店。

既成概念に囚われない自由な発想と遊び心で、日本酒の楽しさを再定義。それは「日本酒に馴染みのない層にも振り向いてほしい」という想いから。

白神山地の湧水を直接蔵へ引き込み、全量純米・徹底した温度管理を貫く。遊び心溢れる開発商品とは裏腹に、中身は一切の妥協を許さず「研ぎ澄まされた純米酒」を追求しています。

現在、当店では山本酒造店さんの商品を26種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 山本酒造店 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。