この味見ログは、地酒専門店「酒逢」が実際に開栓・試飲してまとめたレビューです。お酒のコンセプトや酒蔵の思い、造りの背景から、香り・味わい・飲み方・相性の良いおつまみまで、詳しく紹介しています。

商品ページでは、このお酒の情報や特徴を簡潔にまとめています。同じような特徴のお酒も探せて、在庫確認・ご購入も可能です。

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出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分 生詰|バナナ香ふわり、つるり滑らかな円熟雪女神

出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分 生詰|バナナ香ふわり、つるり滑らかな円熟雪女神

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店 #SAKEOH酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

山形県天童市の #出羽桜酒造 さんから入荷😁

#出羽桜純米大吟醸雪女神四割八分生詰
2167円/720ml 4070円/1800ml

(日本酒度 -3 酸度 1.3 精米歩合48% alc 16度)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:出羽桜/でわざくら/山形/出羽桜酒造/純米大吟醸/雪女神/山形酵母/生詰/限定品
② 無理矢理ひと言で →【バナナ香ふわり・つるり滑らか・甘旨ふくらむ円熟雪女神】
③ 万人受け度  ★★★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:かぼちゃ煮、鴨ロース、肉じゃが、ぶり照り焼き、カレイの煮付け

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

本日ご紹介するのは…、限定品の「出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分 生詰」。

大人気の通年定番商品「出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分(火入)」の特別バージョンであり、さらには、ある卸店さんの試飲会に参加した酒屋で、その場で注文した分しか入荷してこなかった…、かなりの限定品です😁

ラベル側面にも…

“【円熟旨味】

「呑み切り」で味乗り抜群と評価された
「雪女神四割八分」が特別に生詰で登場。
出羽桜が醸す「円熟旨味」をご賞味ください。”

という記載があるので…、そうは明示してませんが、「ひやおろし・秋上がり」的な立ち位置でもあります。

ちなみに「呑み切り」というのは、酒蔵で貯蔵しているお酒の状態や熟成具合を確認する、昔から行われている品質確認のひとつ。そこで【味乗り抜群】と評価された「雪女神 四割八分」を選び、今回は特別に生詰で商品化したという背景です。

あと、酒米に関しても…「雪女神」なので触れない訳にはいかないので説明しますと…

酒米「雪女神」は、山形県が大吟醸酒向けに開発した酒造好適米。
山形県酒造組合さん及び各酒蔵さんでは「精米歩合50%以下の大吟醸クラスに限る」「山形酵母のみ使用」といった厳格なルールで運用されてます。

ラベルには…

“「大吟醸の頂上を見すえた山形酒米『雪女神』しなやかで透明感のある味わい」”

“「雪女神」は大吟醸酒向けに山形で誕生した酒米です。
三十年以上かけて行われてきた、酒米開発の集大成として、豊饒なる山形に舞い降りた「雪女神」。
山形の未来を照らすように光り輝く稲穂は、我々を新たな酒造りの道へ誘います。
長年の酒米開発への奮励に敬意を表し、地元の蔵人が手造りで醸す「純米大吟醸 雪女神」。”

との記載がありますね。山形が生んだ高級酒用酒米にかける、並々ならぬ思い入れが溢れてます😁

さて肝心のお味は…!

開栓時無音。色は無色透明。
上立ち香は派手さ無く、ほんのりバナナ系。

口に含むと…、口当たりはさらさら5+つるつる3+とろり2。
火入のバージョン(https://shop.sakeoh.com/blogs/tasting-review/dewazakura-junmai-daiginjo-yukimegami-48-review)よりも…、つるつる感がぐいっと前にでている感じ。生詰☓時間の経過のなせる業ですね、たぶん。

香りは、バナナ・カスタードのような香りがメイン。
ジュルジュルと香りを探ると…洋梨、更に奥にはレモンのような爽快な香りも。

喉を通すとツルリと落ちて、含み香は甘く上品。舌の上に残る甘味・旨味は…結構長めに居座りますね…。

でも、この余韻もとても心地良いので…ずっといて頂いて結構!などと余計なことを考えてたらフワッと消えました。😁

冒頭でちらっと触れましたが

>「ひやおろし・秋上がり」的な立ち位置

なんですが、敢えてそれを一文字も出さない理由、正解は「そういう感じじゃないから」でした、多分。

元々の美味しさ ☓ 時間だけがなし得る円熟、で素晴らしいまとまりになっているんですが、別に「秋の味覚と…」とか「これからはお燗で…」とかじゃない感じ。いやぁ、しかし美味い🤤(語彙力)

合わせるおつまみ、具体名を言うなら…
かぼちゃ煮、鴨ロース、肉じゃが、ぶり照り焼き、カレイの煮付け

ちょっとお酒自体が(甘め+香り)☓存在感大 なので…、敢えて言えば淡白なおつまみじゃない方がいいかな…と思います。

皆様もぜひお試しください。

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m

取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。
※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

このお酒の在庫状況・ご購入はこちら:

※リンク先の商品ページで「四合瓶 / 一升瓶」のサイズ切り替えが可能です。

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この記事について

この記事は、地酒専門店 酒逢の店主を中心に、スタッフが実際に商品を試飲し、その際の記録や酒蔵からの情報をもとに作成しています。 酒逢について

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 山形県の出羽桜酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

「吟醸の出羽桜」として知られる、山形・天童の出羽桜酒造。

80年代「桜花吟醸酒」で吟醸酒ブームを切り開き、吟醸酒を“日常の美味しい酒”にした立役者。

自社精米・低温貯蔵・脱酸素装置…、品質への投資は惜しまず、今も着実な進歩を続ける質実剛健な酒蔵。

現在、当店では出羽桜酒造さんの商品を54種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 出羽桜酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。