このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

※記事内に記載している価格は、入荷・味見を行った時点での価格です。価格改定などにより、ご購入時の販売価格とは異なる場合がありますので、ご注文の際は商品ページに表示されている現在の価格を必ずご確認ください。

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熟成しても爽やか、柑橘の立体感と米の旨味がまとまる秋酒|南部美人 純米酒 秋あがり

熟成しても爽やか、柑橘の立体感と米の旨味がまとまる秋酒|南部美人 純米酒 秋あがり

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢

本日も元気に13時より営業致します!

さて新入荷のご案内😁
#岩手県 の #南部美人 さんからの 新入荷!

#南部美人純米酒秋あがり
2200円/720ml 3740円/1800ml
(日本酒度 -4、酸度 2.1 精米歩合 60% alc 16度)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:南部美人/なんぶびじん/岩手/㈱南部美人/純米酒/ぎんおとめ
② 無理矢理ひと言で →【熟成でも爽やか!柑橘の香り&米旨の滋味。絶品秋純米】
③ 万人受け度  ★★★★★
④ ストーリー性 ★★★★☆
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:牛肉とごぼうの甘辛炒め、牛すじ煮込み、トマト鍋、さば味噌煮、回鍋肉

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

商品紹介を公式HPより以下引用

“昨年より新たにスタートした、南部美人の秋の味わい「純米酒 秋あがり」。2年目となる今年も、秋の味覚と一緒に楽しんでいただける一本をご用意しました。

「秋あがり」とは、冬に仕込んだ日本酒が夏を越え、秋の訪れとともに熟成が進み、まろやかで深い味わいになる状態を指す言葉。日本酒の魅力がさらに引き立つ季節の味わいです。

近年、さまざまな業界で価格の上昇が続く中でも、「美味しい日本酒で笑顔になってほしい」という想いから、多くの方に手に取っていただけるよう工夫を重ねて商品化しました。

この秋限定の日本酒「純米酒 秋あがり」は、清涼感のある心地よい香りと、口の中で広がる米の旨味と甘みが特長。しっかりとしたコクもあり、秋の味覚との相性は抜群です。冷やして飲めばさんまの刺身にぴったり、常温では焼きさんまや戻りガツオなど、旬の食材と日本酒のマリアージュを楽しめます。

秋の夜長に、南部美人の日本酒で季節の味わいをじっくり堪能してみませんか?”

とのこと😁

>じっくり堪能してみませんか?

これからしてみます🤩

さて、お味は!

開栓時無音、色は無色透明。
上立ち香は…”熟してきたけど、まだフレッシュさも残る柑橘”といった雰囲気。
ミカンとかじゃなくて…、皮が厚くて剥くのに手こずる系の柑橘が、ベストな食べ頃の状態で熟してるような雰囲気ですね。

口に含むと…
口当たりは柔らか滑らか。ふわふわ5+つるつる4+フレッシュ感1、後から酸のチリチリが「ジュワッ」っと。
感じる印象はちょい甘い…かな → でも滑らか軽快! → 酸のチリチリと深味がいいね!という感じでしょうか。

香りは柑橘…ながらもシンプルではなく、色々な柑橘の香りが入り混じる立体的な感じ。
飲み口は…甘☓旨☓酸☓まろやかさのバランスが秀逸。

「秋あがり」とはありますが、熟成の雰囲気はほんのわずか、まだまだフレッシュだけど…半年ですっかり角が取れたまろやかさが素晴らしい!

商品紹介の…

この秋限定の日本酒「純米酒 秋あがり」は、清涼感のある心地よい香りと、口の中で広がる米の旨味と甘みが特長。しっかりとしたコクもあり、秋の味覚との相性は抜群です。

まさにコレでした🤩

このお酒に合うおつまみは…具体的には…
牛肉とごぼうの甘辛炒め、牛すじ煮込み、トマト鍋、さば味噌煮、回鍋肉

思いつくままに書きましたが…「ちょっと濃い味目で滋味のあるおつまみ」なら何でもって感じでしょうか…🤔
是非お試しください!

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m
取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。

※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 岩手県の南部美人さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治35年創業。真冬には氷点下10度を下回る厳寒の地、名勝・折爪馬仙峡を望む岩手県二戸市に居を構える、南部美人。

厳しくも豊かな自然が、南部杜氏の伝統技法と溶け合い、酒に端正な輪郭と気品を与えます。その研ぎ澄まされた品質は、日本のみならず広く世界中のファンを虜にしています。

「飲む人を笑顔にする、太陽のような酒を」を信念とし、伝統を重んじながらも、日本酒の可能性を更新し続ける情熱的な蔵。

現在、当店では南部美人さんの商品を21種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 南部美人 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。