このブログ記事は、地酒専門店「酒逢(さけおう)」が、入荷ごとに実際に開栓・試飲して記録しているテイスティングレビューです。商品ごとの香り、口当たり、旨み、余韻、飲み方、相性の良いおつまみを、購入前の判断材料としてできるだけ具体的に紹介しています。

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白葡萄・柑橘・和梨の甘い香りと、無限に押し寄せるきめ細かな泡が心地良い白濁の貴醸酒|天明 亀の尾本生 re preparation 貴醸酒

白葡萄・柑橘・和梨の甘い香りと、無限に押し寄せるきめ細かな泡が心地良い白濁の貴醸酒|天明 亀の尾本生 re preparation 貴醸酒

#試飲 ができる、こだわりの #地酒専門店酒逢
本日も元気に13時より営業致します!

さて本日も美味しいお酒のご案内

#天明亀の尾本生repreparation貴醸酒 が新入荷😁

2294円/720ml(四合瓶のみ)
(日本酒度 -20 酸度 2.0 alc 14度 精米歩合 亀の尾70% 山田錦57%)

*** 圧縮6行お酒紹介🍶 ***

① 関連ワード:天明/てんめい/福島/曙酒造/貴醸酒/山田錦・亀の尾/協会9号/にごり/生酒
② 無理矢理ひと言で →【シュワシュワ&がっつり甘&優しい酸、透明感とバランス】
③ 万人受け度  ★★★★☆
④ ストーリー性 ★★★★★★★
⑤ 推奨飲み方:キンキン・常温
⑥ お勧めのアテ:カマンベール、牛肉とごぼうの甘辛炒め、鶏の味噌焼き、カキフライ、エビチリ

より詳細は以下の文章をご参照😁

*** 圧縮終わり ***

公式の商品紹介を以下引用😁

“【天明 亀の尾本生 re preparation 貴醸酒】

一年間を通して、こんなにも表情豊かな米を他に知らない。
亀の尾の味わいの凄みはそこにある。

そこに敢えて、新たなる表情をみてみたいと思った。
それがこのお酒のスタート地点。

そして蔵として皆の経験となり、より成長を目指すことができればと。
貝沼製造部長(通称:貝ちゃん)を中心とする製造メンバーでの
新たなるチャレンジがスタート。

前回の出来から比べてもレベルがより高いバランス感と透明感。
通常天明にはない雰囲気もあるが、2度3度飲むとやはり天明なのである。

7月のテイスティング
味わいは、高級な食用ぶどう、線がふくよかな白ブドウ。酸が後半に爽快感と締りをもたらせてくれます。香りにも優しい甘酸。低温熟成の影響もあり、老感は一切ない。以前行われたイベントでは、日本酒ハイボールとして来場者に振る舞いましたが、炭酸で割ってもしっかりとした味わいを残せる、凛とした個性がある一本に仕上がりました。

[詳細]
麹・掛:亀の尾(精米歩合70%)、会津産山田錦(精米歩合57%)
使用酵母:協会9号酵母
スペック:アルコール14度 日本酒度-20 酸度2.0 アミノ酸度1.0
留時に、亀の尾二回火入れに使用した新酒原酒生酒をそのまま投入。”

とのこと!

>貝沼製造部長(通称:貝ちゃん)を中心とする製造メンバー

酒蔵にお邪魔する度に、こちらが恐縮してしまうくらい丁寧に案内してくれる貝沼さん主導のお酒!
この時点で美味しくない訳がない気がします!

ちなみに商品名の「re preparation」とは「再仕込み」=「貴醸酒」の意味で使ってます。

さてお味は…と進める前に

ラベルには「ふき出す可能性があります 開栓時ご注意ください」の記載あり。
結果的には噴き出しはしなかったですが、確かに、「開栓時ご注意ください」な感じでした😁

開栓時の様子を撮影しましたので、こちらをご確認下さい。

開栓時「ポン!」っと景気の良い音が炸裂。色はしっかり白濁。
上立ち香は…甘めの柑橘…というか和菓子によくあるシロップ漬けにした柑橘の様な雰囲気。

口に含むと…、つるつる6+さらさら2、その後に「ジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワ…」と無限に押し寄せるキメの細かい微発泡。
非常に心地良い口当たり😁

香りは白葡萄、柑橘、和梨…、爽やかでフレッシュな甘い香りが代わる代わる出てくる感じ。
ジュルジュルと香りの奥のほうを探ると…、グアバとか八朔とかドラゴンフルーツのような、爽快+ほんのり深味のある香りも。

ここでまた公式文章引用しちゃいますが…

>日本酒ハイボールとして来場者に振る舞いましたが、炭酸で割ってもしっかりとした味わいを残せる、凛とした個性

ハイボール、もしくはロックでもめっちゃ美味しいと思います。

喉を通すと軽やかに落ちてゆき、舌の上には濁りの酒粕の香り・爽快な果実香・チリチリの面影が…10秒以上遊んでフェードアウトして消えていきます。

そのまま個性を楽しむも良し、割り物を加えて夏っぽくグイグイ飲むも良し、どのみちしっかりとした個性を楽しめるお酒です😁

合わせるおつまみは…、具体名を言うなら
カマンベール、牛肉とごぼうの甘辛炒め、鶏の味噌焼き、カキフライ、エビチリ

とかでしょうか。甘み旨味のしっかりしたお料理と好相性な気がします!

もちろん #お味見 してからのご購入もできます。ぜひご用命下さいm(_ _)m
取り置き、ご相談をご希望の方はコメントをお願いします。

※ 遠方の方は、当店の通販サイトからのご注文も承っております。

このお酒の在庫状況・ご購入はこちら:

※本商品は720mlのみのご用意です。

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① このお酒を造っているのはどんな酒蔵ですか?特徴も教えてください

返答: 福島県の曙酒造さんです。以前、酒蔵ガイドとしてまとめた概略を引用してご紹介します。

明治37年創業。古くからの米どころとして知られる福島県会津坂下町、日本屈指の超軟水が湧き出る地に居を構える曙酒造。

モダンで挑戦的な「天明」と、柔らかで親しみやすい「一生青春」という二つの看板銘柄を展開。共通するのは、徹底した醸造管理がもたらす透明感と、旨味・甘み・酸味の絶妙なバランス。

蔵元・鈴木孝市氏のもと、細部に至るまで工程に理と根拠を求め、理想の味わいをロジカルに突き詰める。飲む人の食卓に華を添える一本のために、妥協なく考え抜き、進化を止めない求道的な蔵。

現在、当店では曙酒造さんの商品を53種類取り扱っております。酒蔵のより詳しい説明や、こだわりが詰まった商品の概要やラインナップの紹介は、こちらの専用ページで詳しくご覧いただけます。
👉 [ 曙酒造 の酒蔵ページはこちら ]

② 特定名称分類(純米・吟醸など)の捉え方について

質問:そのお酒の特定名称を見れば、ある程度の味の傾向はわかりますか?

返答:特定名称は、あくまで原料や精米歩合による分類ですので、いわゆる”当社比”のようなものと考えて下さい。「その蔵の商品の中」ではある程度の傾向は把握できます(純米は純米吟醸よりも旨味があり、純米大吟醸は透明感や高級感がある…など)。しかし一般的にお酒を選ぶ場合は、ひとつの酒蔵の商品ラインナップ内で選ぶことは少なく、複数の酒蔵のお酒の中から選ぶ場合は、それほど明確な指標にはなりません。仕込み水・酒米・酵母・酒母・温度経過…など、日本酒の味は無数の分岐によって左右されるので、特定名称は参考程度で把握されることをお勧めします。

③ スペック(数値)による味の予測について

質問:酒米、酵母、日本酒度などのスペックから、味を予測することはできますか?

返答:正確には予測できません。数値や原材料の種類はあくまで「点」に過ぎず、それらが複雑に絡み合って日本酒の風味を形成しています。例えば「〇〇米のお酒」を何種類か飲んで、どれも美味しかった場合でも、それは「〇〇米が優れた米だから」ではなく、「その米の特性を理解した造り手が、そのポテンシャルを引き出す造り(精米や吸水や温度管理…など)をした結果」だと思って下さい。

同じ米、同じ酵母、同じ数値でも、蔵の仕込み水や設備、造り手の技術や手のかけ方で驚くほど味は変わります。スペック表を見てお酒を選ぶ時、例えば「生酛」「純米」「〇〇米」「△△酵母」とあった場合は、「カテゴリ:時代劇」「演目:忠臣蔵」「主演〇〇」「助演△△」と書いてあるようなものです。もちろん監督さんはその酒蔵さんです。「どんな作品なのか楽しみだ」といったスタンスで楽しむことをお勧めします。

④ 醸造アルコールについて

質問:醸造アルコールが添加されているお酒は避けたほうがいいですか?悪酔いすると聞いたのですが…

返答:残念ならが「純米=善、アル添=悪」と考えている方が一定数いるのは事実ですが…、醸造アルコール添加はむしろ「キレ」や「香り」をデザインするための、高度な技術の一つであり、醸造アルコール→悪酔いと直結するものではありません。一般的に…、吟醸香(=高級エステル香)はアルコールにのみ溶けるので、アルコール添加をしたほうが香りを多く保ちやすいこと、また口当たりの滑らかさやキレが良くなるという点で使用されているものが多いので、もしかするとその「悪酔いする」と言っていた人が悪酔いしたのは…、飲みやすくて飲み過ぎてしまったのかもしれません。

⑤ 失敗しない「選び方」のコツ

質問:自分の好みに合うお酒を、どうやって見つければいいですか?

返答:御覧頂いた「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「おすすめされているおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載していますので、ご参考にして下さい。

⑥ 日本酒という「趣味」の楽しみ方

質問:自分にとって「正解の1本」をどう探せばいいですか?

返答:日本酒の「合う・合わない」は、その日の体調や疲れ具合、一緒に食べる料理、さらには一人で飲むか、誰と一緒に飲むか…でも変化します。また「自分の好みの方向」ですら、時間とともに変わっていくものです。正解を求めるよりも、「今の自分にはこれが心地よい」という一期一会の変化を楽しむ中で、無限のバリエーションに触れ、その探求のプロセス自体を楽しむのが、日本酒という趣味の醍醐味だと考えています。