酒蔵_南部美人
このページは、岩手県二戸市の酒蔵・㈱南部美人が手がける日本酒「南部美人」の取扱い商品一覧ページです。
- 所在地 :岩手県二戸市福岡上町13
- 創業 :明治35年(1902年)
- 代表銘柄:南部美人
南部美人が位置するのは、岩手県最北部、馬仙峡(ばせんきょう)の巨大な岩壁を望む二戸市。冬にはマイナス10度を優に下回る厳寒の気候と、その強固な岩盤から湧き出す中硬水の伏流水。南部美人のお酒は、その名の通り「女性的なしなやかさ」を湛えています。口に含んだ瞬間に広がる上品で華やかな甘みと、ふわりと消えていく優美な後口こそが、南部美人の真骨頂です。
▶ 南部美人のコンセプト・こだわりなど
太陽のような酒
五代目蔵元・久慈浩介氏が掲げるのは、「飲んだ人が笑顔になる、太陽のような酒」。南部杜氏の伝統的な寒造りを継承しながら、徹底した品質管理と最新技術を融合させることで、雑味のない透明感と、宝石のような気品ある甘みを両立させています。
この「綺麗で美しい」酒質を支えるのが、折爪馬仙峡の岩盤から湧き出す中硬水の伏流水。適度なミネラル分を含む水が、繊細な甘みをきりっと引き立て、しっとりと柔らかな口当たりを形作ります。優雅で華やかな立ち上がりからスッと引いていく美しい余韻こそが、南部美人が愛される理由が凝縮されていると感じます。
世界が認めたチャンピオン・サケの称号
その卓越した品質で、世界最大級のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2017」の日本酒部門において、世界1位の称号「チャンピオン・サケ」を受賞。またJAL国際線ファーストクラスへの採用など、今や日本を代表する美酒として確固たる地位を築いています。
もう一つの顔「雄三スペシャル」
王道の南部美人ラインナップと並び、この蔵の懐の深さを象徴するのが、常務の久慈雄三氏が手掛ける「南部美人 雄三スペシャル」です。華やかで美しい南部美人のイメージとは対照的に、より米の力を引き出した、骨太でキレのある食中酒を提案。しっかりとした旨味がありながら、お燗にすることでさらに表情が豊かになる設計は、もう一つの南部美人の姿と言えます。
世界を見据えるアグレッシブな挑戦
「南部美人」という大看板を背負い、完璧な品質管理は当然のもの。その揺るぎない土台があるからこそ、蔵の歩みは常にアグレッシブ。90年代からの海外進出や、日本酒初のコーシャ認証取得といった世界戦略は、まさに日本酒を世界の美酒へと押し上げた先駆者の足跡と言えます。
その攻めの姿勢は技術面でも際立ち、業界の常識を覆し特許を取得した「糖類無添加梅酒」や、その源泉となった「All Koji(全麹仕込み)」など、新たな価値を創造し続ける姿勢は単なる商品開発を超え、日本酒の可能性を広げ続ける南部美人ならではの歩みと言えます。
世界を見据える先見の明と、それを支える南部杜氏の確かな技術。伝統を守りつつも、自ら日本酒の未来を定義し直すような力強い体質に、南部美人の魅力を感じます。