酒蔵_桝田酒造店
このページは、桝田酒造店が手がける日本酒「満寿泉」の取扱い商品一覧ページです。

- 所在地 :富山県富山市東岩瀬町(岩瀬エリア)
- 創業 :明治26年(1893年)
- 代表銘柄:満寿泉(ますいずみ)
- 経営理念:美味求眞(真に美味しいものを探し求め、食の真髄を追求すること)
富山県岩瀬。かつて北前船の寄港地として栄えたこの港町は、富山湾の至宝・シロエビやカニが揚がる美食の宝庫です。桝田酒造店はこの地で、一貫して「食と響き合う酒」を追求し続けてきました。
▶ 桝田酒造店のコンセプト・こだわりなど
吟醸酒ブームの源流
満寿泉の歴史を語る上で欠かせないのが、能登杜氏四天王の一人、故・三盃幸一氏の存在です。まだ吟醸酒が鑑評会のための酒・特別な日のための特別な酒だった1960年代後半、先代(4代目)蔵元と三盃氏は、最高品質の吟醸酒を市販商品として世に送り出す挑戦を始めました。1980年代の爆発的な吟醸酒ブームから遡ること10余年。「吟醸の満寿泉」として1970年代に確立されたその地位は、まさに「吟醸酒ブームの源流」と呼ぶにふさわしいものです。
美味しい食事に寄り添う、美味しい酒
現蔵元・桝田隆一郎氏が掲げる「美味しいものを食べている人しか、美味しい酒は造れない」という言葉。その真意は、合わせるべき料理の繊細な味を知らなければ、それを引き立てる酒の設計図は描けないという、造り手としてのプロ意識にあります。満寿泉の酒が派手なインパクトを排し、どこまでもバランスの取れた「食事に寄り添う酒」であるのは、蔵元の食と酒への深い理解があるからこそと言えます。
美食の街・岩瀬、再生の中心
この「美味」への徹底したこだわりは、酒蔵の枠を超え、岩瀬の町そのものにも広がっています。桝田氏が中心となり、自ら町並みを再生して一流の料理人を呼び寄せたのも、すべてはこの地の豊かな食と酒が互いに高め合う理想の形を追求した結果。美食と伝統を繋ぎ直し、未来へとデザインされた岩瀬の町には、満寿泉の酒造りと共通する「粋」な美学が息づいています。
記号を排して"味そのもの"と向き合う
満寿泉のラベルには、酒米の名前や日本酒度などのスペックが記されていないものが多くあります。それは「記号で飲むのではなく、グラスの中にある味そのものと対話してほしい」という、蔵元の想いの表れでもあります。
伝統の継承と革新的な挑戦
受け継がれる伝統の技と、遊び心あふれる革新的な感性。満寿泉は「吟醸の先駆者」としての品格を守りながら、シャンパン樽での熟成や異業種との枠を超えたコラボレーションなど、常に日本酒の新たな可能性を切り拓いています。三盃氏から受け継いだ確かな信念と技術はそのままに、今の時代に寄り添う驚きと楽しさに満ちた一献。グラスに注がれた「今この瞬間の味」と対話しながら、満寿泉が描く奥深い物語をどうぞ心ゆくまでお愉しみください。