特定名称:特別純米

特別純米:純米×精米60%以下。綺麗であり、旨みもしっかり。
▶ 特別純米に関してもっと詳しく

特別純米とは?

教科書的には、純米酒の中で「精米歩合60%以下」で、 何かしら“特別な要素”があるものを指すことになっています。 とはいえ、実際のところは「何が特別なのか、一切アピールしていない」お酒も正直あったりします(笑)

米を60%まで磨くと、一般的な純米酒と比べて、香りや口当たりが少し透明で柔らかい方向に寄りやすくなります。 私の超個人的な見解では、 「純米酒よりもちょっと綺麗に作りました」 「でも“吟醸”と名乗るほど香り出してないんです。勘違いしないでね」 というポジションづけで、特別純米としている酒蔵さんが多いように感じています。

特別純米という名前だけでは、香り・甘辛・ボリューム感までは分からない

特別純米と書いてあっても、それがスッキリなのか、甘めなのか…までは判断できません。 なかには結構な甘口だったり、お燗に合わせて設計されたタイプもあります。

「自分の普段飲みの基準」に近い特別純米を探す

そんな感じなので特別純米酒に限っては…、「特別純米酒を飲みたい!」という人が…あんまりいないカテゴリーであるように思います。

でも別に「純米吟醸より格下」ってことじゃ全く無いです。気になったお酒が「特別純米酒」だった場合は、商品ページの味わいの説明や 「相性の良いおつまみ」、おすすめの温度帯などもあわせて確認して、 それが“自分が飲んでみたいタイプのお酒”に近いかどうかをイメージしてみてください。 「おお!」と感動できる特別純米酒もたくさんありますので😁

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🍶 特定名称(純米・大吟醸など)の「選び方」に関するよくある質問

質問1:特定名称が違うと、何が変わるのですか?

特定名称は主に2つの軸「精米歩合」と「アルコール添加の有無」で分類されます。例外はもちろんありますが、精米歩合が高い(=あまり米を磨いていない=低精白)だとお米本来の旨味や米っぽい足腰を強く感じる「どっしり系」、低いと雑味が消えて透明感や華やかさが際立つ「綺麗で洗練された」味わいになる傾向があります。アルコール添加に関しては、添加すると香りをより多く保持することが可能だったり、口当たりの滑らかさが増すなどの傾向があり、またコストを抑える効果もあります。

しかし、特定名称はあくまで便宜的な分類なので「この特定名称だからこの傾向の味」という感じで確実に把握できるものでは無いです。

質問2:では特定名称はお酒選びの参考にはならないのですか?

質問1への返答と矛盾するようですが、結構参考になります(笑) 特に「酒蔵内のラインナップ」という観点では「どんな立ち位置のどんなお酒なのか」を類推できる重要な手がかりとなります。具体的には…、同じ蔵のラインナップであれば、純米→純米吟醸→純米大吟醸の順に透明感や高級感が表現されていることがほとんどですし、純米大吟醸よりも大吟醸の方が舌滑りが良く滑らかで香りも多くあるのかな…と予測できます(例外はありますが…)。

ただ、あくまでも【「精米歩合」と「アルコール添加の有無」での分類】ですので、別々の酒蔵のお酒を比べる際には…実際あまり有用な手がかりにならないことが多いです。「精米歩合」「アルコール添加の有無」以外にも、お酒の味を決める要素…、蔵の考え方や技術・仕込み水・設備・酒米の種類・酵母の種類・酒母…と分岐点が多すぎるので。

質問3:では通販サイトで、複数の酒蔵から、飲んだことが無いお酒を選ぶ時には、何を手がかりにすれば良いですか?

当店の実店舗ではお客様の「思ってたのと違う💢」になるリスクをゼロにするため、無料で試飲を提供してお選び頂いてますが、通販サイトの場合はそうはいきません。知らない酒蔵の知らない銘柄を、通販ページの文章だけで探すのは難しいというお気持ちは痛いほどわかります。だいたい途中で諦めて、有名銘柄か季節限定品を選んでしまうんですよね(笑)

しかし当社通販サイトでは、御覧頂いた「商品ページ」や「酒逢店主のテイスティングレビュー」に記載のあるスペックを参考程度に見たうえで、どんな香りや口当たりなのかもサラッと確認して、特に「相性の良いおつまみ」の傾向をチェックしてみてください。「〇〇のような香り」「〇〇な口当たり」といった感想は個人差も発生しますが、「このお酒、〇〇に合いそう」という感覚は、一番ズレが少ない共通感覚であると考え、必ず少なくとも数種類のおつまみ名を記載しています。ぜひご参考にして下さい。