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特定名称とは?
特定名称とは、日本酒を主な原料である米の精米歩合、アルコール添加の有無などで区分した“公的な分類”のことです。 昔の「特級・一級・二級」といった格付けを廃止し、 より中身に基づいて分けましょう、という考え方から生まれた基準です。
基本は「精米歩合 × アル添の有無」での分類
大まかには、お米をどこまで削ったか(精米歩合)と、 醸造アルコールを加えるかどうかで、 純米/本醸造/吟醸/大吟醸などの名前が決まります。 その意味で、特定名称は「酒質のだいたいの方向性」を知るための目安にはなります。
でも、味を決める要素はそれだけじゃない
実際の味わいを決める要素は、精米歩合やアル添の有無だけではありません。 酒母の種類、使う米や酵母、仕込み水、発酵温度や期間、熟成のさせ方…など、 造り手がいじれる要素はほぼ無限です。
その結果として、同じ特定名称でも味の幅は本当に広く、 名前だけでキッチリと味を分類することはできません。
多様化した現代日本酒と、特定名称の“ズレ”
最近の日本酒はスタイルが多様化しすぎていて、 正直、特定名称の枠だけでは味の違いを整理しきれていない面もあります。 にもかかわらずラベルには特定名称が書いてあるので、 「純米吟醸だからきっとこういう味」「大吟醸だから絶対こう」という 早合点や混乱の元になってしまっている気もします。
特定名称は“絶対的な味の指針”ではなく、あくまで目安として
ですので、特定名称は「その蔵の中でのポジション」や「設計の方向性」をざっくり知るためのラベル、 くらいの感覚で付き合ってもらうのがおすすめです。
実際の味わいについては、酒逢では店主がすべてテイスティングしたうえでレビューを記載していますので、 気になるお酒があれば、 商品ページの味の説明や「相性の良いおつまみ」の欄もあわせて見ながら、 自分の好みに合いそうかどうかイメージしてみてください😁